2010年3月13日土曜日

中国からのグーグルの撤退は中国の国家的損失である。

 他所の国の事ながら、
「中国からグーグルが撤退を考えている事」
 について、私の意見を述べさせていただきたい。単刀直入に言ってこの事は、
「中国にとって、大きなマイナスになると思う」
 私は高校生の頃、漢文の授業で、
「孔子、李白や杜甫の詩に出会った時の感動」
 を昨日の事のように覚えている。あの、
「国破山河有・・・・・・・」
 で始まるあの詩は私は今でも辛い時、口ずさむのである。
中国には固有の素晴らしい文化がある。その力は現代の中国にもしっかりと根づいていると思う。
「その現代の中国文化が、ただ単に政治的な理由でグーグルが撤退して世界各国に照会されないとなると、中国にとっても大いなる損失」
 だと私は思うのである。
日本では、私のような無名の者でも、
「グーグルのブログを利用する事によって、翻訳が世界各国の人に読まれ、便りをいただくのである」
 この事を中国の担当の人達はよく考えていただきたい。
「中国撤退はグーグルの自由」
 などと言わずに、考え直していただきたい。
「中国の文化発展のためにはグーグルは必要不可欠」
 だと思われるのだが。
私達は、
「中国の有名人の文章が読みたいのではない。名も無い普通の人々の心」
 が知りたいのである。それが文化なのだ。
私の気持ちを分かっていただきたい。

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