2010年3月1日月曜日

日本はオリンピックの報奨金制度を確立しよう

 オリンピックが開催される度に思うのだが、オリンピックは奇麗事では勝てないのである。ただ単に
「国の為、名誉の為」
 では参加するだけの事になってしまう。
数年前の事だが私の高校の先輩が、
「お前は高校生の頃陸上部より足が速かったよなあ、三十五分くらいで一万メーターを走った。おじさんになった今一時間以上かかってるね。もし、一万メーターを一時間以内で走ったら三十万円やるよ」
 と言うのだ。
私はちょうどその時お金が必要だったので、
「本当にくれるんですね」
 と念を押すと、
「武士に二言はない」
 と返事が返ってきた。普段絶対に切れないタイムである。だが、私はその時お金が必要だった。
必死で走った。
「結果は52分32秒」
 私は三十万円をせしめた。
これが何を意味するか分かりますね。
「正々堂々とした賞金システムをつくり、勝ったらそれをいただく」
 このシステムを構築しないとオリンピックのような舞台ではまず勝てません。
関係者はご一考ください。

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