2010年6月19日土曜日

今アメリカで問題になっている事(AFN放送が伝えた事)6月19日

 今アメリカでは、メキシコ湾沖の原油流出事故が大きな話題となっている。この問題は日本でも大きく伝えられており、知らない人はいないであろう。ただ、この大問題をBPのカールヘンリック・スパンベリ会長の発言がさらに事を大きくしたのだ。
"Small People"
 と言う言葉を使ったのである。6月18日の読売新聞の11面国際ニュースコーナーでは、カールヘンリック・スバンベリ会長が記者会見で、
「『君達庶民"Small People"を気にかけている』と述べ、被害住民などから「倣岸不遜だ」と反発が広がった」
 とある。
アメリカのAFN放送もこの"Small People"と言う言葉を使った事の重大さを伝えていた。日本でも若者を中心に、
「これどう訳せばいいんですか」
 と問い合わせが相次いだ。
"Small"と言う単語は、中学校で習う単語で、
「小さい」
 と言う意味で日本人はみんな知っている。そして、この場合、
「小さい人々」
 と訳したら、適切でない事も知っている。読売新聞は庶民と訳しているが庶民なら、
"Ordinary Peole"
  が適当であろう。適切な日本語を探すとすれば、
「下々(しもじも)」
 だろうか。
人々に大いなる迷惑をかけておいて、さらに言葉で嫌な思いをさすとは、
「どういう神経をしているのだろう」
 いくら会長がスウェーデン出身で英語が母国語でなかったとは言え、この問題、
「ごめんなさい」
 では済まないだろう。日本人でこんな事言う人はいない。
英語の分かる人はAFN放送を聞いていただきたい。

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